FileMaker関数道場|Get ( アカウント名 )

Get ( アカウント名 ) とは

Get ( アカウント名 ) は、現在FileMakerにログインしているアカウント名を取得する関数です。

誰がシステムを利用しているのかを判定したり、作成者や更新者を記録したりする際によく利用されます。

構文

Get ( アカウント名 )

戻り値

テキスト型

suwada
admin
user001

使用例①:ログインユーザー名を表示する

計算フィールドに以下を設定します。

Get ( アカウント名 )

実行結果

suwada

現在ログインしているユーザーのアカウント名が表示されます。


使用例②:作成者を自動記録する

レコード作成者フィールドの自動入力に設定します。

Get ( アカウント名 )

実行結果

レコード作成者
顧客Asuwada
顧客Badmin

誰が登録したレコードなのかを後から確認できます。


使用例③:更新者を記録する

更新者フィールドの自動入力設定で「値を置き換えない」のチェックを外して設定します。

Get ( アカウント名 )

レコード更新時に最新の更新者が記録されます。


使用例④:管理者のみ特定の処理を実行する

Case (
    Get ( アカウント名 ) = "admin" ;
    "管理者" ;
    "一般ユーザー"
)

実行結果

管理者

または

一般ユーザー

ログインユーザーによって表示内容や処理を変更できます。


活用シーン

  • 作成者の記録
  • 更新者の記録
  • 操作ログの保存
  • 権限判定
  • 管理者機能の制御
  • ワークフロー承認者の記録

注意点

アカウント名とユーザー名は異なる

Get ( アカウント名 )

で取得できるのはログイン時のアカウント名です。

例えば、

表示名アカウント名
諏訪田 隆星suwada
山田 太郎yamada

となっている場合、

Get ( アカウント名 )

の結果は

suwada

になります。


外部認証の場合も取得可能

以下の認証方式でも取得できます。

  • FileMakerアカウント
  • Active Directory
  • Open Directory
  • OAuth認証
ただし取得される値は認証方式によって異なる場合があります。

関連関数

現在のアカウント権限セットを取得

Get ( アカウント権限セット名 )

フルアクセス

現在のユーザー名を取得

Get ( ユーザー名 )

諏訪田 隆星

Get ( アカウント名 ) と Get ( ユーザー名 ) の違い

関数取得内容
Get ( アカウント名 )ログインアカウント
Get ( ユーザー名 )FileMakerのユーザー名設定

例えば、

  • アカウント名:suwada
  • ユーザー名:諏訪田 隆星
の場合、
Get ( アカウント名 )

結果

suwada
Get ( ユーザー名 )

結果

諏訪田 隆星

となります。


まとめ

Get ( アカウント名 ) は、現在ログインしているアカウント名を取得する関数です。

特に以下のような場面で頻繁に利用されます。

  • 作成者記録
  • 更新者記録
  • 操作履歴管理
  • 権限制御
  • 監査ログ
FileMakerのセキュリティや運用管理を行う上で非常に重要な関数です。

> 「誰が操作したのかを記録したい」と思ったら、まずは Get ( アカウント名 ) を使いましょう。